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ProdToolはStudioよりProdToolボタンをクリックすると起動される(図4.1−4参照)。
これらの機能のうち、FLの拡張作業においては主に拡張FLのプロジェクトを指定してテスト用のPMを作成する「PM作成」機能、および作成されたPMの内部情報を表示する「PM情報」機能が用いられる。
ここで「PM情報」機能では、対象PMの内部情報であるインスタンスの情報を参照/変更するProdEditorを起動することができる。この対象PMのインスタンス情報の参照/変更機能については、「(1)ProdEditor」で詳しく説明する。
(1)ProdEditor
ProdEditorはProdToolのPM Imformationウインドウより起動される、指定PM内部のインスタンス情報をブラウズ/修正するデバッギングツールである。FLの拡張作業においては、主にテストPMをブラウズしFLを検証する目的で使用される。
PMのブラウズ/修正のためのProdEditorの主機能は次の通りである。
・PM中のインスタンスの検索:PMにアクセスする際に、収められているインスタンスをその名称から検索する機能。
・インスタンス情報のブラウズ(属性/関連):PM中のインスタンスの情報(属性、関連)をブラウズする機能。関連情報からは、関連先インスタンスをさらにブラウズすることができる。特殊なブラウズ機能として、以下の2つがある。
−属性が幾何属性の場合にはその3次元形状をグラフィック表示する
−関連の状態を、ツリー形式またはネットワーク形式でグラフィック表示する
・インスタンス情報の修正(属性/関連):PM中のインスタンスの情報(属性、関連)を修正する機能。
これらの主機能を実現するため、ProdEditorは以下の構成要素(ウィンドウ)を持つ。

 

 

 

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